[概況]
東京時間から上昇していたドルは欧州市場に入り、米国債利回りが上昇すると更に買われて14日以来となる107円台に乗せた。
其の後も上値を伸ばし、NY市場序盤に当日高値107.385円まで上昇したが、特段の買い材料も無かった事からドル買いは続かず、其の後はNY株式市場の下げなどに上値を抑えられて107円前半で揉み合いとなった。
そして最後は前日比+74銭高の107.340円と107円台を回復し、ドル高に連れて他の主要通貨も概ね上昇して引けた。
またソフト・ブレグジットに対する期待からポンドは買われ、+1.00円高の150.20円と150円台に乗せる上昇で引けた。
ドルは107円台を回復したが、これまでの続落に対する反発という側面が強いと見られ、底を打ったかどうかは不明で目先は108円台に戻せるかどうかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
