[概況]
NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より減少したが、為替市場は反応薄でドルは売られて107円を割り込み、ユーロはNY市場序盤に当日安値131.270円まで下落した。NY株式市場は大幅反発で始まり、続いて発表された1月景気先行指数も予想を上回るとドルも買い戻されて上昇に転じ、ダウの上げ幅拡大にドルは中盤に107円を回復するまで反発したが、大台は維持出来ず直ぐに値下がりした。
そして引け近くに当日安値106.585円まで下落して、最後も前日比-97銭の106.780円と反落し、ドル安に連れて他の主要通貨も値下がりして引けた。
ドルは21日に107円後半まで反発したが、翌22日は108円を付ける事が出来ず再び106円台に落ちてしまった。これを見るとドルは未だ底を打ったとは言えず、下値を探る動きは終わっていないのではないか。
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