買い優勢スタート、NYダウ上昇を好感

【寄り付き概況】

23日、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比53円28銭高の2万1789円72銭で売り買い交錯のなかもやや買い優勢で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.58ポイント高の1749.75で始まった。
 
前日の米国株市場では、米長期金利の低下や原油市況高などを背景にNYダウが160ドル強の上昇をみせたが、ナスダック指数は小幅マイナス圏で引けており、引き続き不安定感を伴っている。
 
外国為替市場では1ドル=106円台後半の円高で推移しており、これを受けて東京市場でも引き続き気迷いムードが漂う。ただ上値は重い一方、ひと頃と比べVIX指数が低水準を維持していることは投資家心理の改善を示唆しており、下値に対する抵抗力も発揮されそうだ。
午前8時30分に発表された1月全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.9%上昇と市場予想の0.8%上昇を上回ったが、直後の為替市場での反応は鈍かった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がり上位に石油、水産、鉱業、建設、証券など。
 
個別では、任天堂の買いが厚く、ソフトバンクG、トヨタ、ホンダが上げ、ファナック、キーエンス、日本電産は堅調。イオンモール、東宝がにぎわい、松竹は小幅高となっている。
半面、ソニー、日産自が売られ、JT、NTTは軟調。7&iHD、高島屋、三菱UFJ、三井住友は値下がりしている
 

 225先物は,SBI・ソジェン・バークレイズ・GS・ドイツが買い越し。
アムロ・野村・クレディ・日興・UBSが売り越し。
TOPIX先物は大和・ドイツ・ソジェン・メリルが買い越し。
JP・モルスタ・GSが売り越し。
 
外資系等は、UT(2146)、フルキャスト(4848)、ソフトバンク(9984)、スズキ(7269)、板ガラス(5202)、ニチリン(5184)、エスペック(6859)、CKD(6407)、協和キリン(4151)、ファンケル(4921)、SMC(6273)、武蔵精密(7220)、アステラス(4503)、旭化成(3407)、任天堂(7974、クレディが7万円目標)に注目。
 
テクニカル的には、ハウスドゥ(3457)、小松精練(3580)、JSR(4185)、ファンケル(4921)、東洋炭素(5310)、平和(6412)、フォスタ(6794)、東亜DKK(6848)、市光工(7244)、インタアクション(7725)、AOKI(8214)、Eギャランティ(8771)、セイノー(9076)が動兆。

 

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