来週は、強含みの展開か。

今週は、米国株や為替など外部環境に一喜一憂の展開だった。
円高一服を好感し19日の日経平均は428円高と大幅上昇。しかし、値動きの荒い動きが続く米国株への警戒から買いは続かず、戻り売りに押された。
今週は、中小型株を中心に個別株の物色は比較的活況であったことから、週を通しては底堅く、当面の底打ち感は強まった感じだった。
日経平均は週間では約172円の上昇となったが、週足では小幅に陰線を形成した。
 
さて来週は、強含みの展開か。
2月28日のパウエルFRB議長の米下院での議会証言が注目イベントとなるだろう。
議長就任後初の証言でもあり、発言内容がマーケットのさらなる混乱を招く可能性もないとは言えないが、米国株は連日で荒い動きが続いており、同イベントがいったん市場の動揺を沈静化させる可能性の方が高いと考える。
 
為替は引き続き警戒材料だが、来週は米国で経済指標の発表が多く、日本株にとってネガティブとなる円高が一方的に続く展開は想定しづらい。
 
日経平均のPERが13倍台の低めの評価でも2万2000~3000円が妥当レンジとなるので、いずれは悪くても2万2000円台に入ってくること考えられる。それには円高が105円を越えないこと、米国で悪い金利上昇と株安が起きないことが前提になるだろう。
3月相場に突入することで月初高のアノマリーも期待できる。良好な地合いが続くと予想する。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
 
23541.92  均衡表雲上限(日足)
23289.68  ボリンジャー:+1σ(26週)
22962.25  均衡表雲下限(日足)
22840.73  13週移動平均線
22773.50  75日移動平均線
22569.62  25日移動平均線
22539.75  均衡表基準線(日足)
22539.75  均衡表転換線(週足)
22078.74  ボリンジャー:-1σ(13週)
21997.62  26週移動平均線
21899.10  6日移動平均線
 
21892.78  ★日経平均株価23日終値
 
21684.43  均衡表基準線(週足)
21580.79  ボリンジャー:-1σ(25日)
21551.50  均衡表転換線(日足)
21316.74  ボリンジャー:-2σ(13週)
21154.17  新値三本足陰転値
21127.04  200日移動平均線
20705.56  ボリンジャー:-1σ(26週)
20591.96  ボリンジャー:-2σ(25日)
20554.75  ボリンジャー:-3σ(13週)

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