堅調な展開か。

今週は、パウエル新議長が27日に下院金融サービス委員会で証言する予定で、今後の金融政策運営についてどう話すかに関心が集まっている。
内容によっては米国の長期金利や株価指数の乱高下を招き、日経平均や円相場にも影響を及ぼす恐れがある。
 
また、平昌冬季五輪で延期された米韓合同軍事演習が4月に再開されるとの一部報道があり、地政学リスクが改めて意識される可能性もある。
日経平均株価は2万1000~2万2000円を中心としたレンジで推移するとみられる。
 
 
26日の東京株式市場は、2万2000円を挟んだ動きとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万1900円-2万2100円を想定する。
前週末23日の米国株高を受け、買い先行のスタートとなろう。買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が重くなることが考えられる。
高寄り後の上値は限定的となりそうだが、為替も落ち着いており、2万2000円より下では買いが入るだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円前後(前週末23日終値107円02-03銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比115円高の2万2025円だった。
 
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
22025 ( +115 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
22035 ( +125 )
( )は大阪取引所終値比
 
 
【好材料】
■モバイルファクトリー <3912>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.2%にあたる40万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月26日から5月31日まで。
 
■JFEシステムズ <4832>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額。
 
■三社電機製作所 <6882>
未定だった今期配当は10円増配。
 
■シーズメン <3083>
カイカ <2315> およびカイカ子会社で仮想通貨関連事業を手掛けるCCCTと資本業務提携。ECサイトのシステム開発や仮想通貨での決済、ブロックチェーンを活用した顧客管理などを検討する。また、CCCTなどを引受先とする102万5000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は475円で、調達する約4.7億円は仕入れ代金の支払いなどに充てる。
 
■グリムス <3150>
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
26(月)
《決算発表》
ラクーン、ウチダエスコ
 
【海外】
世界最大級のモバイル展示会「モバイル・ワールド・コングレス2018」(バルセロナ、~3/1)
米1月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
米1月新築住宅販売件数(2/27 0:00)
《米決算発表》
ONEOK

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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