【寄り付き概況】
27日寄付きの日経平均株価は、前営業日比238円04銭高の2万2391円67銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、15.81ポイント高の1790.62で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上伸している。米株価の大幅続伸を受けた買いが優勢となり、ほぼ全面高で始まった。
前日のNYダウが約400ドルの上昇で3日続伸、ナスダック指数も続伸し約1カ月ぶりの高値に達しており、これを受けて東京株式市場でも広範囲に買いが優勢となった。
VIX指数の低下に加え、外国為替市場でも1ドル=107円台近辺の推移とドル安・円高は一服しており、外部環境は総じて追い風が強い。
一方、パウエルFRB議長の議会証言を現地時間27日に控えており、この結果を見極めたいとの思惑があるほか、2万2000円台は需給面でも戻り売り圧力が強く、買い一巡後の動きが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種全面高様相で値上がり上位に鉱業、電気機器、非鉄、建設、その他製品など。
個別では、任天堂が高く、パナソニック、ソニー、東エレクも値を上げ、トヨタ、ホンダはしっかり。ソフトバンクG、NTTも堅調となっている。三菱UFJ、三井住友、野村、第一生命、ファーストリテは買い優勢で、アステラス薬、花王が底堅く、JTも上昇している。
半面、KDDI、ヤマトHDは安く、ガンホー、キリンHD、7&iHDは売り物がとなっている。
225先物は、JP・GS・三菱・UBS・UBS・野村・モルスタが買い越し。
みずほ・ナティクス・クレディ・アムロ・シティ・メリル・SBIが売り越し。
TOPIX先物はメリル・UBS・モルスタ・みずほが買い越し。
ドイツ・アムロ・バークレイズ・GSが売り越し。
テクニカル的には、東京一番(3067)、ジョイ本田(3191)、DLE(3686)、セック(3741)、小野薬(4528)、りらいあ(4708)、ソフトバンク(9984)、船場(6540)、芝浦メカ(6590)、物産(8031)、立花エレ(8159)、太平洋興(8835)、ハマキョウ(9037)、ヤマト(9064)、安田倉庫(9324)が動兆。
