マザーズ指数は反発、為替の影響が小さい小型株に資金が向う

東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比9.10ポイント高の1239.13だった。
値上がり銘柄数は148、値下がり銘柄数は85となった。
朝方は売りが先行したが、すぐにプラス圏に切り返した。
為替が円高・ドル安方向に振れるなど東証1部の主力株に売り圧力が強まる中、為替の影響が小さい小型株に資金が向かった。市場関係者からは、「個人投資家の物色マインドは弱まっていないようだ」と指摘する声が聞かれた。
 
28日にマザーズに新規上場したJテック・Cは買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募・売り出し価格(公開価格)である2250円の2.3倍にあたる5180円に切り上がり、きょうの上限に達した。
 
個別では、イグニス、ディー・ディー・エスがストップ高。ユーザベース、メディアシーク、ソウルドアウト、ジャパンインベストメントアドバイザーは昨年来高値を更新。ソネット・メディア・ネットワークス、Fringe81、ベネフィットジャパン、CRI・ミドルウェア、マーケットエンタープライズが買われた。
 
一方、アドベンチャー、アイリッジ、HANATOUR JAPAN、GMOリサーチ、ハイアス・アンド・カンパニーが売られた。

 

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