[概況]
01日の東京外国為替市場は、豪ドル円が下落した。
このところ、米国の早期利上げ観測が台頭していることを背景に、豪ドルをはじめとする資源国・新興国通貨は軟化傾向を続けているが、本日の豪ドル円は第4四半期豪民間設備投資の予想を下回る結果を受け下落が加速した。
値動きを詳しく追うと、豪ドル円は序盤から上記を理由に売りが優勢となり、本日の安値82.290円まで下落。
しかし、中盤に差し掛かると次第に下げ渋る動きとなり、その後の欧州時間序盤には82円台後半まで水準を回復させている。
この後の豪ドル円の戻りだが、明確な買い材料が出たわけではないため一時的に留まりそうか。そして、仮に下落基調が一層強まった場合は、大台80.00円が下値目標として意識されそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
