今週は不安定な相場展開が続くか

NYダウは続落となるものの、ナスダックについては大きくリバウンドをみせている。
今週は不安定な相場展開が続きそうである。米国ではトランプ米大統領の新関税措置が引き続き市場の混乱要因になることが警戒されるだろう。
国内でも日銀金融政策決定会合があって、週末はメジャーSQと、相場をかく乱しそうな材料が多い。
 
ただ、米半導体株は引けにかけて切り返していたこともあり、連動性の高さから週初はリバウンドも意識されそうである。
 
 
5日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1400円を想定する。
日経平均株価は直近3日間で1200円強の値下がりをみせているが、手掛かり材料に乏しく、方向感の出づらい展開となることも想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(前週末2日終値105円73-75銭)と小動き。対ドルで円の高い水準が継続するなか、輸出関連株には重しとなりそう。
積極的な買い手が不在のなかでは、値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられる。
2日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比5円安の2万1125円だった。
 
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
21125 ( -5 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
21125 ( -5 )
( )は大阪取引所終値比
 
【好材料銘柄】
■セーラー万年筆 <7992>
業績回復に伴い、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消する。
 
■翻訳センター <2483>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■ラクス <3923>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
5(月)
《決算発表》
ゼネパッカー、日ハウスHD、くらコーポ、ティーライフ、エイケン工業、タカショー、フジコーポ、ピープル、ピジョン、泉州電
 
【海外】
中国全国人民代表大会(全人代)開幕
米2月ISM非製造業指数(3/6 0:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次