日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比101円82銭安の3964円74銭だった。直近に新規上場したマザーズ銘柄が下落し、個人投資家の資金の回転が鈍くなるとの懸念からジャスダックを含む新興企業株全般に売りが優勢になった。
信用取引をしていた投資家が、追加証拠金(追い証)の発生に伴い処分売りを出したとの指摘もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で990億円、売買高は1億1317万株だった。値上がり銘柄数は90、値下がり銘柄数は596となった。
個別では、SYSホールディングス、鉱研工業、フロイント産業、日宣、メディアリンクスなど8銘柄が昨年来安値を更新。ワンダーコーポレーション、和井田製作所、精養軒、ビーマップ、ルーデン・ホールディングスが売られた。
一方、シーズメン、ナビタス、セルシードがストップ高。翻訳センターは一時ストップ高と値を飛ばした。IGポート、ユニバーサルエンターテインメント、横浜丸魚、新日本建物など9銘柄は昨年来高値を更新。新都ホールディングス、やまみ、APAMAN、アクサスホールディングスが買われた。
