日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比11円1銭安い4019円21銭となった。米国の保護主義的政策への警戒感から株式市場全体で投資家のリスク回避姿勢が強まった。個人投資家の押し目買いが支えとなり、昼ごろにかけては上昇に転じる場面もあった。
朝方から円高を嫌気した売りが続いた。しかし、好業績が期待できる内需銘柄には買いが入り、相場全体の方向感は定まらなかった。「個人の買い意欲が旺盛だ」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で881億円、売買高は1億8911万株だった
値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は378となった。
個別では、菊池製作所、ブロードメディア、メディアリンクス、Nuts、ハンズマンなど7銘柄が昨年来安値を更新。細谷火工、アイル、新都ホールディングス、レカム、地域新聞社が売られた。
一方、免疫生物研究所、スパンクリートコーポレーション、ナビタス、高見沢サイバネティックスがストップ高。応用技術は一時ストップ高と値を飛ばした。三信建設工業、テリロジー、エスイー、三ツ知など17銘柄は昨年来高値を更新。アミタホールディングス、菊水電子工業、キャピタル・アセット・プランニング、リバーエレテックが買われた。
