市場参加者が少ない中で、為替市場は小幅揉み合い  

[概況]

東京市場が終日小動きで、欧州市場はボクシングデーによる祭日で連日の休場となる中、為替市場の小動きはNY市場に入るまで続いた。しかしNY株式市場が売られて始まり、米国債利回りが低下するとドルも売りが優勢となって序盤にそれまでの安値を下抜き、株価の下げ幅拡大と共にドル売りも進んだ。
 
そして終盤には当日安値113.120円まで値下がりしたが、市場参加者が少ない中で売りも続かず、113円を維持すると最後は前日比-8.5銭の113.215円の小幅安で引けた。NY市場は始まったが為替市場は小動きが続き、この日のドルの上下高安の変動幅は25銭と小さく、方向性の出る様な動きとはならなかった。
 
本日から欧州勢が休日明けで戻って来るが、東京市場は年末休暇に向けて商いの細る事が予想される為、為替市場は引き続き揉み合い継続を予想している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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