【寄り付き概況】
29日(大納会)寄り付きの日経平均株価は前日比47円51銭高の2万2831円49銭で寄り付いた。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高で始まった。
前日のNYダウ平均株価が続伸し、18日以来の過去最高値更新、米12月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想平均を上回ったことも好感し、買いが優勢となった。
午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=112円80銭台での推移となっている。
年末を控えて市場参加者が少なく、手掛かり材料難で方向感に乏しい地合いのなか、好業績銘柄を個別物色する動きが目立った。ス
寄り付き時点で業種別では、値上がりは卸売、ガラス・土石、非鉄、銀行、精密機器、鉄鋼。値下がりは、空運、紙・パルプ、食料品、輸送用機器、不動産となっている。
個別では、ソフトバンクG、KDDI、NTT、三菱商、伊藤忠が高く、新日鉄住、JFEや住友鉱、JXTGもしっかり。三菱UFJ、三井住友、野村、東京海上、トヨタが小高く、ソニー、東エレク、ファナック、キーエンスは堅調展開になっている。
半面、任天堂、キヤノン、信越化や日産自、JT、キリンHDが値を下げ、武田、エーザイは軟調に推移している。
外資系等は、テルモ(4543)、西日本F(7189)、
トーカイ(9729)、ツルハ(3391)、三益半導体(8155)に注目。
225先物は、アムロ・メリル・JP・GS・シティ・ドイツが買い越し。
SBI・野村・モルスタ・ソジェン・バークレイズ・大和・みずほが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ソジェン・ドイツ・日興・JPが買い越し。
モルスタ・SBI・GS・バークレイズ・UBSが売り越し。
テクニカル的には、ホクト(1379)、BRHD(1726)、世紀東急(1898)、東京エネ(1945)、綿半(3199)、サムティ(3244)、GDO(3319)、MDV(3902)、インテージ(4326)、アジュバン(4929)、住大セ(5232)、日新鋼(5413)、インターワークス(6032)、KeePer(6036)、石川製(6208)、津田駒(6217)、東亜DKK(6848)、川重(7012)、ドウシシャ(7483)、グローブライ(7990)、日ガス(8174)、東和銀(8558)、安田倉庫(9324)、長大(9624)が動兆。
