各通貨ペアで異なる値動き。米ドル買いが優勢が背景か。

[概況]

8日午後の外国為替市場は、各通貨ペアで異なる値動きとなっている。

米ドル円は一時113.400円まで上昇したものの、その後は弱含みとなり113.300円付近にて揉み合い。

他方、クロス円通貨ペアではユーロ円が下落し一時135.750円まで、本営業日の安値を更新している。

この値動きについて一部の市場関係者からは、市場では米ドルに買いが集まっており、ユーロ米ドルは一時1.1985米ドルまで下落していることなどを踏まえると、米ドル買いの強さが、クロス円通貨を下押す一因となっているようだ。

この後の時間では、19:00に12月ユーロ圏景況感(予想:114.7 前回:114.6)や11月ユーロ小売売上高(予想:前月比+1.3% 前回:前月比-1.1%)などの発表を控えている。

小売売上高については前回よりも増加するとの市場予想が出ており、予想通りと慣ればユーロにとってはポジティブな材料となる可能性もありそうかといった声が聞かれている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次