[概況]
欧州市場朝方に当日高値113.400円まで上昇したドルは其の後売られ、米国債利回りの低下などに下げ幅を拡げると、NY市場序盤に113円を割り込んで当日安値112.870円まで下落した。
ユーロも同じ頃に当日安値135.140円まで下げたが、其の後は堅調なNY株式市場の動きに揉み合いとなり、ドルは113円台を回復した。
最後ドルは前週末比-4銭の113.070円と小幅安となったが113円台を維持する一方、ユーロはこれまでの上昇に対する調整の動きから、-86.5銭の135.355円と136円を割り込む下げで引けた。
ドルは動きは鈍いが下値は買われると見ているが、ユーロは先週5日に2015年10月15日以来、2年3か月ぶりの高値まで上昇しているだけに調整の下げがあるのか注意したいところ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
