東京株式市場は軟調展開か。

11日の東京株式市場は軟調展開か。
米国株安と円高進行を受け、売り優勢の展開が想定される。
日経平均株価の予想レンジは、2万3500円-2万3800円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円高に振れている。
大発会からの上昇で上値の重さが警戒されているなか、円高に勢いがついており、ドル円動向をにらみながら神経質な展開となりそうだ。5日線(2万3524円、10日時点)が控える2万3500円処が下値のメドとして意識されると考える。
明日はSQを控えていることもあり、押し目を積極的に拾うというよりは、様子見姿勢の強い地合いになると予想する。
10日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比185円安の2万3615円だった。
 
【好材料銘柄】
■スター精密 <7718>
今期経常を18%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.81%にあたる30万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施。取得した全ての自社株を2月28日付けで消却する。
 
■三光合成 <7888> [東証2]
上期経常は30%増益で上振れ着地。
 
■ルーデン・ホールディングス <1400>
中国の国有複合企業大手、CITICグループの上海中信国際と訪日中国人客向けの旅行事業で業務提携。また、中国の上海徳威と訪日中国人客向け不動産物件の開発や紹介などで業務提携する。そのほか、101万1100株の第三者割当増資を実施する。調達する約3.7億円は販売用不動産取得などに充てる。
 
■ANAP <3189>
9-11月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。
 
■エヌ・ピー・シー <6255>
9-11月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■GameWith <6552>
上期経常は6.2億円で着地。通期計画の7.8億円に対する進捗率は79.2%となった。また、1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。併せて、株主優待制度の新設も発表。毎年5月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、クオカード1000円分を贈呈する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
11(木)
11月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
キユーピー、OSG、SFoods、ディップ、JINS、ビックカメラ、コスモス薬品、7&I-HD、TSIHD、UUUM、三協立山、技研製、竹内製作、不二越、マニー、ユニー・ファミマ、島忠、リンガハット、松屋、イズミ、乃村工、吉野家HD、ファーストリテイ
 
【海外】
米12月生産者物価指数(22:30)
米12月財政収支(1/12 4:00)
米30年国債入札
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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