[概況]
11日の東京外国為替市場は、豪ドル円の上昇が目立った。この日発表された11月豪小売売上高が予想を大幅に上回る良好な結果となったことで、同国の消費減速懸念が後退したことを好感したようだ。
値動きを追うと、豪ドル円はスタートこそ87円台前半で足踏みしていたが、指標が発表されると一気に87円台後半へ水準を切り上げる。
そして、その後も買いの流れは続き、東京時間終盤には高値88.100円まで上昇する展開となっている。現在は87円台へ沈んでいるがこの後の動き次第では再び88円台を回復する見込みはありそうだ。
本日の終値で88.00円を上回っていれば、1/8からの下落基調は回復に向かっているとみてよいかもしれない。
[提供:カネツFX証券株式会社]
