【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比9円42銭安の2万3701円01銭で始まった。
前場終値と比較してやや下げ幅を縮小しプラス圏をうかがう展開。
東証株価指数(TOPIX)は、9.53ポイント安の1878.56で始まった。
SQに絡んだ売買は225型で約7万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。
SQ値概算は2万3723円19銭。日経平均は朝方にSQ値をクリアしているが、その後は2万3700円を下回る格好となっている。
日経平均は5日線での攻防が続いている。5日線を突破して終えることができるかが注目される。
アジアの主要株式市場は、総じて堅調となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭近辺での推移。
円高・ドル安を嫌気し、輸出関連株の一部が軟調に推移している。
個別では、トヨタ、ホンダが売られ、ソニー、キヤノン、東エレク、信越化も値下がりしている。三菱UFJ、三井住友が下げ、野村は小幅安。KDDI、NTTも下落している。
半面、任天堂がにぎわい、ファーストリテは大幅高。ファナック、安川電は前場高値を上回り、SMC、神戸鋼、東海カなどが買われている。
ランチバスケットは14件、246.36億円。差し引き120億円の売り越しとの観測。
