東証マザーズ指数は小幅反発し、終値は前日比3.69ポイント高の1295.72だった。
2日ぶりに昨年来高値を更新し、06年9月11日以来、およそ11年4カ月ぶりの高水準。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は108となった。
マザーズは指数寄与度の高い銘柄が値を下げたものの、全体としては底堅く推移した。市場関係者からは「週末で換金売りが広がると予想していたが、想定以上に個人投資家の買い意欲は強いようだ」との声が聞かれた。
個別では、ネオジャパン、ユーザーローカル、ナノキャリアがストップ高。アークン、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。
UNITED、ラクス、ダブルスタンダード、カナミックネットワークなど11銘柄は昨年来高値を更新。旅工房、レアジョブ、すららネット、アルファポリス、ハイアス・アンド・カンパニーが買われた。
一方、チケットの個人間売買サイト「チケットキャンプ」の停止に伴い、一部の証券会社が目標株価を引き下げたミクシィは売られた。サイバダインやブライトパスも下げ、時価総額の大きい銘柄の下落が指数の重荷となった。
他では、エディア、バーチャレクス・ホールディングス、スタジオアタオ、UUUM、一家ダイニングプロジェクトがり売られた。
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