【寄り付き概況】
15日の日経平均株価は前週末比174円16銭高の2万3827円98銭で寄り付いた
前週末の米株高を好感し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上伸している。
NYダウ、ナスダック総合指数ともに続伸し、連日で最高値を更新した。米12月消費者物価指数で、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数が市場予想平均を上回ったことなどを材料視。引き続き、昨年末に成立した税制改革による、業績への寄与なども期待された。
日経平均は年初に急騰したものの、前週後半は3日続落と調整を入れており値ごろ的に買いやすくなっている。
好調な企業業績に対する期待が国内外投資家などの資金を引き寄せている。
ただ、外国為替市場では1ドル=110円台に入る円高に振れており、これが主力株中心に逆風となる可能性があり、買い一巡後の動きが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高様相で、値上がり上位に鉱業、その他金融、保険、証券、銀行など。
個別では、ソフトバンクGが買い気配、任天堂もにぎわい、ファーストリテ、ファナック、キーエンスが買われ、トヨタ、三井住友、三菱UFJ、野村、第一生命が上昇している。
半面、神戸鋼が売りに押され、新日鉄住も下落。SUMCO、東エレク、王子HD、日本紙、ANAが下げている。
外資系等は、SGHD(9143)、IIJ(3774)、ISID(4812)、NSSOL(2327)、NRI(4307)、富士通(6702)、ネットワン(7518)、ユニシス(8056)、DTS(9682)、CTC(9682)、大塚商会(4768)、スズキ(6269)、ヤマ発(7272)、SCSK(9719)、住友理工(5191)、バイオラックス(5988)、フォスター(6794)、武蔵精密(7220)、フタバ(7241)積水ハ(1928)、マクセル(6810)、資生堂(4911)に注目。
225先物は野村・日興・みずほ・大和・ドイツが買い越し。
JP・メリル・モルスタ・GS・シティ・アムロ・SBIが売り越し。
TOPIX先物は野村・日興・ソジェン・大和・三菱が買い越し。
JP・モルスタ・UBSが売り越し。
テクニカル的には、メンバーズ(2130)、ツカダ(2418)、フィールズ(2767)、ビックカメラ(3048)、Klab(3656)、HUG(3676)、ソースネクスト(4344)、アジアパイル(5288)、日ビューホテル(6097)、滝澤鉄(6121)、OSG(6136)、鎌倉新書(6184)、レオン自(6272)、新川(6274)、メルコ(6676)、アイホン(6718)、TDK(6762)、マクセル(6810)、キーエンス(6861)、レーザーテック(6920)、ジャムコ(7408)、ノーリツ鋼(7744)、トランザ(7818)、任天堂(7974)、トランシティ(9310)、アルテック(9972)、ファーストリテ(9983)が動兆。
