NY株式市場の上昇にドルも一時111円台を回復

[概況]

20日に米政府機関の一部閉鎖が決まり、週明けの東京市場で110.545円まで下げたドルは上院院内総務が22日の再採決を表明した事もあって其の後は値を戻した。
 
揉み合いはNY市場まで続いたが、下落して始まったNYダウが其の後は上昇に転じ、上げ幅を拡げるとドルも急速に買い戻されて中盤には111円台を回復して当日高値111.225円まで上昇した。高値を付けたあとは売られて111円を割り込んだが、最後は前日比+18.5銭高の110.950円と反発して引け、ドル高に連れて他の主要通貨も上昇した。
 
ポンドは英国のEU離脱交渉への楽観的な見方に大きく買われ、+1.60円高の155.19円と、2016年6月24日のEU離脱決定後の高値を付けて引けた。
円安の時はドルよりもユーロやポンドの上げ幅の方が大きく、ドル買いよりもユーロやポンド買いの方が上昇が期待出来そうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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