続落で始まる、円高を嫌気して売り優勢

【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は、前日比190円13銭安の2万3750円65銭と続落。
円高の進行を嫌気した売りが広がり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落して始まった。
 
前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に大手金融株が上昇し、これを足場にNYダウは反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数は軟調だった。また、外国為替市場では一時1ドル=109円台を割り込む円高に振れており、東京市場でも輸出ハイテク株には風向きが悪くなっている。
ここまで上昇相場のベースとなっていた企業の好業績期待がやや後退していることに加え、きょうはECB理事会が予定されており、ドラギ総裁の記者会見を見極めたいとの思惑から、積極的な買いが入りにくい面もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安商状で、値下がりで目立つのは空運、証券、電気機器、銀行、輸送用機器など。
 
個別では、日本電産、安川電が安く、キーエンス、村田製、東エレクは値を下げ、ソニー、ファナックも売り注文を浴びている。トヨタ、ホンダが、コマツ、三菱UFJ、みずほFG、野村、東京海上、ソフトバンクG、KDDI、ファーストリテは軟調となっている。
半面、NTTドコモが高く、JTは強含み。電通、住友不、菱地所は買い優勢となっている。。

外資系等は中外薬(4519)、野村不(3231)、タケエイ(2151)、スター精密(7718)、サカタのタネ(1377)、Jフロント(3086)、OSG(6136)、電通(4324)、日電産(6594)に注目。
 
225先物はアムロ・三菱・ソジェン・大和・GSが買い越し。
メリル・クレディ・モルスタ・野村・ドイツ・SBIが売り越し。
TOPIX先物は大和・三菱・シティ・みずほ・野村が買い越し。
モルスタ・クレディ・ドイツ・アムロ・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、国際帝石(1605)、リニカル(2183)、CVS(2687)、マツキヨ(3088)、サンセイラン(3277)、東急不(3289)、飯田HD(3291)、ケイアイスタ(3465)、イチカワ(3513)、小松精(3580)、ブレインP(3655)、朝日ネット(3834)、ショーケース(3909)、モバファク(3912)、協和キリン(4151)、ニチバン(4218)、TOW(4767)、タカラバイオ(4974)、住友理工(5191)、協英製鋼(5440)、太平金(5541)、大チタ(5726)、邦チタ(5727)、リンナイ(5947)、岡部(5959)、東京綱(5981)、新川(6274)、住友精(6355)、千代建(6366)、宮越(6620)、TBK(7277)、エクセディ(7278)、コナカ(7494)、システムソフト(7527)、シ─ド(7743)、大研医器(7775)、共立印刷(7833)、グローブライ(7990)、丸井(8252)、京葉銀(8544)、カブコム(8703)、住友不(8830)、NTT都市(8933)、サンフロンティ(8934)、西武(9024)、セコム(9735)、ヤマダ電(9831)、バロー(9956)が動兆

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