26日の東京株式市場は、方向感の出づらい展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3500円-2万3800円を想定する。
シカゴ先物の流れから手掛けづらい面はあるが、円高一服を受けて自律反発が意識されやすいところだろう。
また、直近の2日間で日経平均株価は450円強の調整を強いられている。リバウンドが期待されるものの、週末要因もあり積極的には手掛けづらいとみられ、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ばと円安に振れている。引き続き、対ドルでの為替動向に対し、神経質な展開となることも予想される。25日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比55円安の2万3605円だった。
【好材料銘柄】
■インターネットイニシアティブ <3774>
仮想通貨などデジタル通貨の取引・決済を行う金融サービス事業に参入。伊藤忠商事や野村ホールディングスなど各業界を代表する企業と合弁会社ディーカレットを設立し、18年度下期から「デジタル通貨交換サービス」、「デジタル通貨を利用した決済サービス」を開始する。
■サイバネットシステム <4312>
前期経常を9%上方修正、配当も0.61円増額。
■JCRファーマ <4552>
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■総合メディカル <4775>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。4-12月期(3Q累計)経常は20%増益で着地、今期配当を5円増額修正。
■KOA <6999>
非開示だった今期経常は85%増益、未定だった配当は4円増配。
■DNAチップ研究所 <2397>
4-12月期(3Q累計)最終が赤字縮小で着地・10-12月期も赤字縮小。
■KIホールディングス <6747>
10-12月期(1Q)経常は83%増益で着地。
■アルテ サロン ホールディングス <2406>
2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ドリコム <3793>
4-12月期(3Q累計)営業利益を従来計画の1.7億円→3.4億円に2倍上方修正。
■ブライトパス・バイオ <4594>
東京大学、神奈川県立がんセンターと完全個別化がんワクチン療法に用いるネオアンチゲン(抗原)同定法に関する共同研究を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
26(金)
12月消費者物価指数(8:30)
12月企業向けサービス価格指数(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(2017年12月20~21日)
《決算発表》
極東証券、アオイ電子、エスリード、阿波銀、サカイ引越、帝国ホテル、エムスリー、信越化、栄研化、東映アニメ、ファナック、昭和飛、SHOEI、日立ハイテク、青森銀、みなと銀、ジャフコ、PI、小糸製、ブルボン、蝶理、関西ア銀
【海外】
米10-12月期GDP(22:30)
米12月耐久財受注(22:30)
ダボス会議でトランプ米大統領が演説
《米決算発表》
ハネウェル、エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ
休場:豪
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
