【寄り付き概況】
26日午前の日経平均株価は、前営業日比87円85銭高の2万3757円34銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、4.90ポイント高の1889.46で始まった。
NYダウの最高値更新を支えに買いが先行した。
急速なドル安・円高も、足もとは1ドル=109円台半ばまで円安方向に押し戻されており、企業業績への影響に対する投資家の不安心理は後退している。
前日までの2日間で日経平均は450円あまり下落しており、値ごろ感からの押し目買いを誘う一方、上値では戻り売り圧力が想定され、強弱感対立の中で方向感の定まらない展開が想定される。
午前8時30分に発表された17年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.9%上昇と市場予想と一致し、直後の為替市場での反応はみられなかった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種前後が高く、値上がり上位に海運、精密機器、医薬品、その他金融、その他製品、機械など。
個別では、任天堂、ファーストリテ、武田が値を上げ、電通、三菱UFJ、野村が買われ、ヤマハは大幅高。トヨタ、ソニー、コマツ、郵船は高い。
半面、大和ハウス、ソフトバンクG、三井住友が売られ、東京海上は軟調。東エレク、SUMCOが値を下げ、スズキ、三菱自、住友鉱、三井金、三菱商、国際帝石などが安い。
外資系等は、中外薬(4519)、野村不(3231)、タケエイ(2151)、スター精密(7718)、サカタのタネ(1377)、Jフロント(3086)、OSG(6136)、電通(4324)、日電産(6594)に注目。
225先物はアムロ・三菱・ソジェン・大和・GSが買い越し。
メリル・クレディ・モルスタ・野村・ドイツ・SBIが売り越し。
TOPIX先物は大和・三菱・シティ・みずほ・野村が買い越し。
モルスタ・クレディ・ドイツ・アムロ・ソジェンが売り越し。
テクニカル的には、国際帝石(1605)、リニカル(2183)、CVS(2687)、マツキヨ(3088)、サンセイラン(3277)、東急不(3289)、飯田HD(3291)、ケイアイスタ(3465)、イチカワ(3513)、小松精(3580)、ブレインP(3655)、朝日ネット(3834)、ショーケース(3909)、モバファク(3912)、協和キリン(4151)、ニチバン(4218)、TOW(4767)、タカラバイオ(4974)、住友理工(5191)、協英製鋼(5440)、太平金(5541)、大チタ(5726)、邦チタ(5727)、リンナイ(5947)、岡部(5959)、東京綱(5981)、新川(6274)、住友精(6355)、千代建(6366)、宮越(6620)、TBK(7277)、エクセディ(7278)、コナカ(7494)、システムソフト(7527)、シ─ド(7743)、大研医器(7775)、共立印刷(7833)、グローブライ(7990)、丸井(8252)、京葉銀(8544)、カブコム(8703)、住友不(8830)、NTT都市(8933)、サンフロンティ(8934)、西武(9024)、セコム(9735)、ヤマダ電(9831)、バロー(9956)が動兆。
