日経ジャスダック平均株価は６日続伸した。終値は前日比20円22銭高い4298円48銭となり、連日で過去最高値を更新した。
決算発表前の買い手控えや最近の円高・ドル安基調で主力株が軟調ななか、新興市場に幕あいつなぎ的な取引に伴う資金が流入した。ジャスダック平均は午後に上げ幅を拡大した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1049億円、売買高は１億4465万株だった。
値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は262となった。
個別では、アルテ サロン ホールディングス、メディカル一光、ワイエスフード、ジオマテック、山陽百貨店がストップ高。電子計測器開発のＮＦ回路に好決算を評価する買いが続いた。精密減速機メーカーのハーモニックも上げた。オンラインゲーム運営のアエリアといった円高の悪影響を受けにくい内需株の一角も上昇した。一方で創薬ベンチャーのラクオリアや、医療関係者向け通販のＣｉメディカには売りが出た。
一方、そーせい、サンバイオ、カルナバイオサイエンス、ニューフレアテクノロジー、夢の街創造委員会、新都ホールディングスは売りが優勢だった。
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