日経平均が大幅に5日続落。終値は前日比337円安の2万3291円で本年最安値となった。
日経平均は後場一段安で、下げ幅は今年最大となった。2万3500円を割り込み25日線は下に抜け、チャート形状は大きく悪化した。
下げの主因は前日の米株急落や円相場の高止まり。後場からは2万3500円のフシ目を切ったことで先物のヘッジ売りが下げを加速させたようだ。
明日(31日)の東京株式市場は、きょうの大幅安で昨年12月7日以来ほぼ2カ月ぶりに、日経平均株価が終値で25日移動平均線(2万3499円78銭)を下回ったことに対する警戒感が浮上し、買い手控え姿勢が強まりそうだ。
ただ一方で、日経平均がきょうで5日続落となり、下落幅が合計832円に達したことから、好決算発表銘柄を中心に自律反発的な買いも予想される。
ポジティブな材料により強く反応する地合いを予想する。米国株が下げたとしても、小幅であれば押し目買いが入るだろう。
トランプ大統領の発言に大きな注目が集まる。決算銘柄に関しては、主力どころは、特に業績が悪化しているといった動きは見られない。決算反応は微妙なものもあるが、事業環境は大きく変化はしておらず、好内容が確認できた銘柄の押し目買いの良い局面と考える。
■日経平均サポート&レジスタンス
レジスタンス
24129.34円 01/23高値(ザラ場昨年来高値)
24124.15円 01/23 終値(終値昨年来高値)
23924.11円 ボリンジャーバンド25日+1σ
23853.24円 ピボットHBOP
23723.19円 1月SQ値
23717.61円 ピボット抵抗線2
23681.36円 一目均衡表転換線
23632.69円 5日線
23581.98円 高値
23559.33円 寄付
23504.63円 ピボット抵抗線1
23499.78円 25日線
23428.70円 一目均衡表基準線
23369.00円 ピボット
サポート
23240.12円 ボリンジャーバンド26週+1σ
23233.37円 安値
23156.02円 ピボット支持線1
23150.60円 週足一目均衡表転換線
23075.45円 ボリンジャーバンド25日-1σ
23044.64円 13週線
23020.39円 ピボット支持線2
22807.41円 ピボットLBOP
22663.47円 75日線
22651.12円 ボリンジャーバンド25日-2σ
22609.83円 一目均衡表先行スパン1
明確に25日線を割り込むのは昨年12月6日以来となる。目先は13週線辺りを意識されるだろう。
年初の急伸部分は帳消しとなり、センチメントは悪化するだろうが、押し目狙いの好機になる
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