[概況]
NY市場で発表された11月S&Pケースシラー住宅価格は予想を上回ったがドル売りは止まらず、対ドルでの上昇からユーロ/円はNY市場序盤に当日高値135.205円まで上昇し、
其の後ドルは当日安値108.400円まで下落した。
しかし1月コンファレンスボード消費者信頼感指数も予想を上回り、米国債利回りが上昇した事もあってドルは下げ止まりから値を戻し、ムニューシン米財務長官が「長期的な米国の利益にかなう強いドルを支持する」と発言した事が伝わるとドルは更に上昇して、中盤に欧米市場高値108.950円まで反発した。
しかし株価の下げにドルも上値が重くなって揉み合いとなり、最後は前日比-16.5銭の108.795円で引け、ユーロは-1銭で引けた。
一方ポンドは+54銭高で引けるなど主要通貨はマチマチな動きで、トランプ大統領の一般教書演説やFOMC、週末の雇用統計などを控えた揉み合いの動きが継続するカタチとなった。
[提供:カネツFX証券株式会社]
