週を通じて商いが膨らみづらい需給状況か

20日の日経平均株価は前週末比135円04銭安の2万2261円76銭と3営業日ぶりに反落。前週末の米株安に加え、ドイツでの連立協議決裂を受けて円相場が一時1ドル=111円台まで上昇したこともあり、日経平均は116円安からスタートした。
朝方にはプラスへ切り返す場面もあったが、その後は主力大型株を中心に利益確定売り優勢で弱含みとなった。5日線を挟んでのこう着が続いた。
 
今週は国内の材料が少ないため、米国動向の影響をより受けやすい
週を通じて商いが膨らみづらい需給状況になりそうである
23日(木)が米国は感謝祭(11月の第4木曜日)で日本も勤労感謝の日で祭日が重なり、米国は翌日の金曜日(ブラックフライデー)も休みとする州が多く4連休となる事から、変動が期待出来るのは22日の水曜日までとなりそうだ。
物色の流れは個人主体の中小型株にシフトした格好である。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
23395.35  ボリンジャー:+2σ(13週)
23110.99  ボリンジャー:+2σ(25日)
22283.60   5日線
22677.25  均衡表転換線(日足)
22606.49  ボリンジャー:+1σ(25日)
22558.64  ボリンジャー:+2σ(26週)
22548.35  新値三本足陽転値
22299.83  6日移動平均線
22263.81  ボリンジャー:+1σ(13週)
22261.76  ★日経平均株価20日終値
 
22157.58  均衡表基準線(日足)
22102.00  25日移動平均線
21797.91  均衡表転換線(週足)
21597.50  ボリンジャー:-1σ(25日)
21543.40  ボリンジャー:+1σ(26週)
21310.84  均衡表基準線(週足)
21132.28  13週移動平均線
21093.00  ボリンジャー:-2σ(25日)
20674.28  75日移動平均線
20588.51  ボリンジャー:-3σ(25日)
20528.16  26週移動平均線
20506.35  均衡表雲上限(日足)
20225.41  均衡表雲下限(日足)
20000.74  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
当面は25日線(22101円)がサポートとして機能するかが注目される。あ
 
【為替】
ドル円は狭いレンジでの一進一退。午前9時20分過ぎに一時112円20銭へ上昇したが上値では売りに押される展開。午前11時30分過ぎに111円96銭まで値を下げたが、下値も堅く112円ラインを前後するレンジ相場が続いた。手掛かり材料難のなか、今晩の欧州市場の動向などが注目されている。
 
16時に発表されたドイツの10月生産者物価指数(PPI)は予想と一致。ユーロ・円は131円50銭付近で方向感が乏しく、ドル・円への影響は限定的。また、米10年債利回りは2.328%付近で横ばい推移が続き、売り買いはともに仕掛けづらいようだ。
 
テクニカル・ポイントも、日足一目均衡表・雲の上限は111.66円、90日移動平均線が111.54円に位置している。上値の重さもあるが、下値もしばらくは限定的か。
 
 
【信用規制・解除】 (20日大引け後 発表分)
■ウォンテッド <3991> [東証M]
東証が21日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 

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