22日の東京株式市場の寄り付きは、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。
買い一巡後は、戻り待ちの売りが控えているとみられることや、明日23日が休場となることから、方向感の出づらい動きとなることも想定される。
21日の米国株式は、NYダウとナスダック総合指数がそろって史上最高値を更新。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比215円高の2万2665円だった。
日経平均株価の予想レンジ:は、2万2400円-2万2800円を想定する。
5日線(22290円、21日時点)を上回って終えたことと、その5日線が下向きから上向きに転じてきたことはポジティブ材料。同水準は下値のめどとして意識されるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばで推移している。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1340万株、買い1460万株で、差し引き120万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額も買い越し。売りセクターに、食品、商社、電機、銀行、証券、その他製品、不動産、化学、建設など。買いセクターに、電機、化学、陸運、小売、非鉄、保険、卸売、石油など
【好材料銘柄】
■イートアンド <2882>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
シンガポールで日本食の製造・販売を手掛けるJSTT社の全株式を取得し子会社化する。取得価額は14.6億円。
【主な経済指標・スケジュール】
22(水)
国債市場特別参加者会合(16:00)
【海外】
米10月耐久財受注(22:30)
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
10月31日・11月1日開催のFOMC議事録(11/23 4:00)
《米決算発表》
ディア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
