日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比25円82銭高い3763円54銭だった。
21日につけた年初来高値(3737円72銭)を更新した。1990年8月3日(3858円65銭)以来ほぼ27年3カ月ぶりの高値となる。欧米株高で投資家が運用リスクを取りやすくなった。日経平均株価が伸び悩むなか、値動きの軽い振興市場に個人投資家を中心に買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で754億円、売買高は9428万株だった。
値上がり銘柄数は409、値下がり銘柄数は252となった。
個別では、麻生フオームクリート、YKT、大阪油化工業がストップ高。明豊ファシリティワークス、藤田エンジニアリング、UTグループ、nms ホールディングスなど44銘柄は年初来高値を更新。博展、精養軒、ピクセルカンパニーズ、ワットマンが買われた。
一方、シー・エス・ランバー、第一商品、豊商事が年初来安値を更新。NKKスイッチズ、シンデン・ハイテックス、大東港運、ベルパーク、ULSグループが売られた。
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