米株高受け買い先行

【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は、前週末(24日)の終値と比べ106円23銭高の2万2657円08銭で取引を始めた。

前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数が揃って上昇、ハイテク株比率の高いナスダック指数やS&P500指数は過去最高値を更新しており、この流れを受けて東京市場でも主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが入っている。
米国では実質的に年末商戦に突入、出足好調との見方も投資家心理を明るくしている。原油市況が上昇したことや足もと為替が円安含みに推移していることもリスクを取る動きを後押ししている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、精密機器、金属製品、食料品を除き高い。値上がり上位に石油、鉄鋼、海運など。
 
個別では、トヨタ、ホンダの自動車株や、ブリヂストン、ファナック、安川電が堅調となっている。日立、ソニー、新日鉄住が反発、国際帝石、伊藤忠、郵船、三菱UFJ、三井住友、東京海上が高い。ソフトバンクGは続伸、任天堂がにぎわい、ファーストリテ、JR東日本も上昇している。
半面、コスモス薬品が売られ、スタートトゥは反落。東エレク、SUMCO、オリンパスは安い。
 
外資系等は、ファンケル(4921)、JFE(5411)、ミネベア(6479)、Jパワー(9513)、アジアパイル(5288)、JSP(7942)、前田建(1824)、富士通(6702)、ユニゾ(3258)、Jマテ(6055)、JXTG(5020)、コスモエネ(5021)、ルネサス(6723)、小糸製(7276)に注目。
 
225先物は、HSBC・大和・メリル・ソジェン・ドイツ・アムロが買い越し。
SBI・三菱・モルスタ・クレディ・GSが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・UBS・HSBC・ドイツ・モルスタが買い越し。
野村・メリル・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、中部飼料(2053)、メンバーズ(2130)、タケエイ(2151)、デジア(2326)、ツカダ(2418)、ライク(2462)、伊藤園(2593)、あらた(2733)、イートアンド(2882)、DCM(3050)、ALサービス(3085)、マクニカ富士(3132)、日ガレ(3180)、フージャース(3284)、シップ(3360)、薬王堂(3385)、帝人(3385)、エイチーム(3662)、信越化学(4063)、エアウォータ(4088)、三菱ガス(4182)、アイカ(4206)、NRI(4307)、T&G(4331)、マンダム(4917)、エステー(4951)、コニシ(4956)、ニッタゼラ(4977)、コスモエネ(5021)、ウチヤマ(6059)、ライクキッズ(6065)、M&A(6080)、滝澤鉄(6121)、オカタアイ(6294)、アネスト岩田(6381)、フジテック(6406)、帝通工(6763)、ホシデン(6804)、キーエンス(6861)、メガチップス(6875)、OBARA(6877)、佐鳥電(7420)、SHOEI(7839)、萩原工(7856)、宝印刷(7921)、ピジョン(7956)、東エレ(8035)、阪和興(8078)、ユニチャーム(8113)、テンアライド(8207)、三菱UFJ(8306)、東洋証(8614)、グランディ(8999)、京成(9009)、セイノー(9076)、トラコス(9715)泉州電(9824)、愛眼(9854)が動兆。

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