【後場寄り付き概況】
27日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比69円88銭安の2万2480円97銭で始まった。前場終値と比較して横ばい。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.73ポイント安の1778.83で始まった。
半導体関連株など主力銘柄を中心に、利益確定売りが優勢となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調。
個別では、東エレクが安く、SUMCO、信越化も下落し、ファナック、キヤノンはさえない。NTT、KDDI、ディーエヌエー、ホンダ、SUBARUや、デンソー、三菱マが下押している。
半面、ソニー、富士通、安川電は堅調。ソフトバンクGが小高く、ファーストリテはしっかり。三菱UFJ、みずほFG、トヨタが値を上げ、日産自は底堅い。
中国、香港株が弱いスタートとなっていることも、不安心理を高める要因になっているようである。
後場は、日銀のETF買い入れが意識されてくるが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きによって反転は期待しづらく、物色は個人主体による中小型株によりシフトしやすいだろう。
ランチバスケットは13件、143.79億円。差し引き20億円の買い越しとの観測。
