日経ジャスダック平均は8日ぶり反落、利益確定売りが出やすかった

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。前引けは前日比5円36銭安い3818円14銭。
3銘柄が新興市場に新規株式公開(IPO)し、個人投資家がIPO銘柄に資金を回すため既存銘柄に売りを出した。
前日までジャスダック平均が7日続伸し約27年ぶりの高値圏にあったため、利益確定売りが出やすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で561億円、売買高は7243万株。
値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は358となった。
 
個別では、イーサポートリンク、医学生物学研究所、豊商事が年初来安値を更新。テーオーホールディングス、テクノアルファ、スパンクリートコーポレーション、ユビキタスが売られた。
 
一方、アルテ サロン ホールディングスがストップ高。マサル、YKT、北雄ラッキー、精養軒、ズーム、エスケーエレクトロニクス、麻生フオームクリートが買われた。
 
ジャスダック市場にきょう上場したポエックは買い気配のまま午前の取引を終えた。前引け時点の気配値は公開価格(750円)の1.7倍の1282円だった。同じくきょう上場の幸和製も買い気配のまま午前を終了。前引けの気配値は公開価格(3520円)の1.7倍の6040円だった。

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