買い材料なく弱含み

【後場寄り付き概況】
 
28日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比1円89銭安の2万2494円10銭で始まった。
日経平均株価は前日比わずかながらマイナス圏に沈み前場終値と比較して下落している。積極的に買いを入れる材料もなく、売りに押される展開となっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は、1.74ポイント安の1774.99で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、東エレク、SMC、コマツが下押し、キーエンス、信越化はさえない。SUMCOが値を下げ、東レは大幅安。安川電、ファナック、任天堂、ソフトバンクG、みずほFG、NTTが売られている。
半面、ホンダが、トヨタは、三菱UFJ、住友不が買われ、東京ガス、大成建はしっかり。花王、塩野義が上伸し、ANA、ファーストリテは堅調となっている。
 
北朝鮮情勢への警戒から個人主体の中小型株には利食いが強まる場面もみられたが、売り一巡後は買い戻す動きもみられている。押し目買い意欲の強さなどをみると、需給状況は良好であろう。
大きく売り込む流れにはなりづらく、押し目拾いのスタンスで対応しておきたいところであろう。
 
ランチバスケットは15件、209.60億円。差し引き30億円の売り越しとの観測。

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