[概況]
NY市場で発表されたMBA住宅ローン申請件数はマイナスだったが、続いて発表された第3四半期実質GDP改定値は予想を上回ってドルは急伸し、一気に22日以来、一週間ぶりとなる112円台に乗せた。
NY株式市場はダウが続伸で始まり、続いて発表された10月中古住宅販売成約指数も予想を大きく上回る良好な結果だった事でドルは序盤に当日高値112.150円まで上昇した。
其の後一旦売られたものの、終盤に再び112円台に乗せ、最後は前日比+51.5銭高の111.960円とわずかに112円を割り込んで引け、他の主要通貨も対円で上昇した。
また前日に英国とEUがEU離脱に伴う清算金の負担額で合意する見通しと報じられた事を受けてポンドは150円台に乗せる上昇となり、最後も前日比+1.53円高の150.20円と150円台を維持して引けた。ドルは北朝鮮リスクをこなして112円台を付けたが、本日も戻り基調を維持して上値をトライする動きが続くのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
