日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比6円06銭高の3813円81銭だった。
朝方は東証1部の大型株が大幅高となり、個人投資家のリスク許容度が改善。
新興企業向け株式市場でも買いが先行した。もっとも米税制改革法案の上院採決が延期されると一部報道が伝わると利益確定売りの動きが出て、上値は重かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で576億円、売買高は5833万株。
値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は333となった。
個別では、地域新聞社、エスエルディーがストップ高。パスポート、東栄リーファーラインは一時ストップ高と値を飛ばした。夢の街創造委員会、アバールデータ、幸和製が上げた。半面、ポエック、デジタルアドベンチャー、YKT、ビーマップやポエック、シンワワイズは下落した。
ジャスダック上場3日目のTワークスは9時29分に1万3600円で初値を付けた。公開価格(2200円)の6.2倍で、一時は初値比6.6%高の1万4500円まで上昇した。その後は利益確定の売りが優勢になり、同12.4%安の1万1920円で午前の取引を終えた。
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