[概況]
米株価指数先物が上昇で始まり、米国債利回りも上昇すると為替市場ではドルが買われ、東京市場終盤に11月17日以来となる113円台を付けた。
其の後は揉み合いとなり、NY株式市場が上昇で始まると序盤にドルは当日高値113.105円まで上昇したが、発表された10月耐久財受注や10月製造業新規受注の予想を上回る結果にもドル買いは進まず、NY株式市場の上げ幅縮小と共にドルは値下がりした。
そして引け間際に112円台半ばを割れて当日安値112.350円まで値下がりしたあと、最後は前週末比+33.5銭高の112.440円で引けた。
ドル高に連れてNZドル(-7銭)以外の主要通貨も対円で上昇したが、ポンドは英国のEU離脱が合意出来なかった事を受けて、高値(152.97円)から一時1.74円も下落し、最期は+55銭高で引けた。
米経済指標は良好でドル高の流れは続いていると見ているが、週末の雇用統計を控えて上昇はゆっくりか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
