日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比4円74銭高い3794円97銭だった。前日の米株式相場の下落を受けて東証1部の大型株から資金流出が進んだ。短期取引を繰り返す個人投資家の資金が値動きの軽い新興株に向かった。
もっとも個人の信用取引の買い残高が多い銀行株が下げ幅を広げると、新興株市場に利益確定の売りが出て、全体に上値が重くなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で531億円、売買高は6993万株。値上がり銘柄数は295、値下がり銘柄数は320となった。
個別では、三東工業社、大本組、三信建設工業、シイエム・シイなど22銘柄が年初来高値を更新。不二精機、精養軒、麻生フオームクリート、イメージ ワン、幸和製作所が買われた。
一方、アイケイがストップ安。ドーン、ソフトフロントホールディングス、イーサポートリンク、ブロッコリー、トレードワークスなど7銘柄は年初来安値を更新。キタック、ビーマップ、エスエルディー、ハイパー、フジコーが売られた。
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