日経ジャスダック平均は3日続落、アイケイがS安

日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比20円32銭安い3769円91銭だった。
トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定する方針を表明すると伝わり、日経平均株価が大幅に下げた。大型株の売りが膨らむ場面で、新興市場でもリスク回避の動きが出た。
 
朝方は買いが先行したが、次第に売りが優勢となった。ジャスダック市場ではハーモニックやエンジャパンなど主力銘柄のほか、Tワークスなどの直近の新規株式公開(IPO)銘柄などの下げが目立った。個人投資家が信用取引の担保として差し入れることの多い銀行株などが下げ、「追い証の差し入れを警戒するムードが強まったのも新興株の売りを促した」という。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で965億円、売買高は1億3465万株だった。値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は478となった。
 
個別ではアイケイがストップ安。ドーン、ソフトフロントホールディングス、イーサポートリンク、ブロッコリー、トレードワークスなど9銘柄は年初来安値を更新。キタック、ビーマップ、エスエルディー、フジタコーポレーションが売られた。
 
一方、レイがストップ高。不二精機は一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、大本組、協和日成、三信建設工業、シイエム・シイなど25銘柄は年初来高値を更新。パウダーテックミズホメディー、テックファームホールディングス、日本コンピュータ・ダイナミクスが買われた。

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