【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は、前日比140円11銭高の2万2317円15銭と4日ぶりに反発してスタート。
前日の米国株市場ではNYダウは続落したが、ナスダック指数は小幅ながら4日ぶりに反発し、ハイテク株を中心としたリスクオフの流れは一服している。
北朝鮮を巡る極東アジア情勢に加え、中東情勢においても地政学リスクが意識されるなか、依然として積極的な買いは入れにくい環境にあるものの、日経平均は直近3日続落で、前日は445円安と今年最大の下げ幅を記録したあとだけに目先は突っ込み警戒感からの買い戻しが優勢となっている。
テクニカル的には25日移動平均線上に再び復帰できるかが当面の焦点となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種前後が高く、値上がり上位に電気機器、その他製品、金属製品、鉄鋼、輸送用機器など。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株が上伸、任天堂は続伸している。トヨタ、ホンダ、SUBARU、ソニーは反発。三菱UFJ、三井住友、キーエンス、東エレク、信越化が買われている。SUMCOが高く、日立、村田製、キヤノン、KDDI、JTは堅調展開。
半面、ファナックが値を下げ、国際帝石、石油資源は軟調。NTTが甘い。
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