7日の日経平均は大幅反発。
市場関係者からは「6日の米株式市場でNYダウ平均株価が比較的落ち着いた推移をみせたことで買い安心感が広がった。このところ下げ基調が続いていた半導体関連などの主力ハイテク銘柄を中心に買い戻す動きが目立った。
明日(8日)の東京株式市場は、週末でメジャーSQかつ、米11月の米雇用統計を控えて、引き続き波乱の展開には要警戒だろう。
ただ、今日の日経平均株価が、前日急落した値幅の7割超の戻りをみせたことで、市場の不安心理は軽減されており、年末に向けた先高期待感は顕在といえる。
今日の終値は、25日移動平均線(2万2533円6銭=7日終値)にわずかに届かなかったものの、明日は25日線を巡る攻防となりそうだ」との見方が出ている。
マザーズ指数や日経ジャスダック平均、東証2部指数などは、昨日の下げ分以上の上昇を記録した。これら3指数は25日線より上で推移しており、しばらくは新興市場や中小型株の相対的な買い安心感が強まると考える。
【市況】東証主体別売買動向
東京証券取引所が7日発表した11月第5週(11月27~12月1日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が1973億9165万円と3週連続の売り越しとなった。前週は2819億5468万円の売り越しだった。
個人投資家は672億6792万円と2週連続の売り越し。信託銀行は304億5388万円と2週ぶりの売り越し。事業法人は330億5897万円と3週連続の買い越しとなった。
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
23073.33 ボリンジャー:+2σ(26週)
22969.32 ボリンジャー:+2σ(25日)
22819.03 新値三本足陽転値
22751.19 ボリンジャー:+1σ(25日)
22649.72 ボリンジャー:+1σ(13週)
22611.11 均衡表基準線(日足)
22591.43 6日移動平均線
22556.76 均衡表転換線(日足)
22533.06 25日移動平均線
22498.03 ★日経平均株価7日終値
22314.94 ボリンジャー:-1σ(25日)
22096.81 ボリンジャー:-2σ(25日)
22022.62 均衡表転換線(週足)
21904.89 ボリンジャー:+1σ(26週)
21878.69 ボリンジャー:-3σ(25日)
21643.04 13週移動平均線
21437.63 均衡表雲上限(日足)
21310.84 均衡表基準線(週足)
21112.20 75日移動平均線
20736.45 26週移動平均線
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