東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比12.45ポイント安の1184.47ポイントと7日ぶり反落となった。
値上がり銘柄数は75、値下がり銘柄数は160となった。
週末を控えて持ち高を手じまう売りが優勢となったほか、新規株式公開が活況となる中、既存上場銘柄から新規上場銘柄に資金が向かったことも指数の重荷となった。
個別では、ハイアス・アンド・カンパニーが一時ストップ安となっった。
グローバル・リンク・マネジメント、ジェネレーションパス、農業総合研究所、サイジニアなど7銘柄は年初来安値を更新した。時価総額が大きいミクシィやそーせいの下落が指数を押し下げた。
半面、ビーロット、ロコンド、ダブルスタンダード、シェアリングテクノロジーなど10銘柄が年初来高値を更新した。
フィル・カンパニー、オロ、ユーザベースなどが買われた。
15日に新規上場したハナツアーJは公開価格2,000円を10%上回る2200円で初値を付けた。前引けは2023円で引けた。
同日上場したイオレは買い気配のまま午前の取引を終えた。
前引け時点の気配値は公開価格1,890円と比べ70.4%高い3220円だった。
上場2日目となるLTSも買い注文が殺到、午前は取引が成立しなかった。
前引け時点の気配値は公開価格680円の3.9倍の2670円となった。
