全体的に円高で推移、正午過ぎに日銀関連報道が出たものの一時的。

[概況]

15日午後の外国為替市場は、全体的に円高で推移している。

米ドル円は、取引開始より弱含みとなり112.030円まで本営業日の安値を更新したほか、クロス円通貨ペアでは、ユーロ円も同様の値動きとなり132.060円まで下押する場面があった。

この値動きについて一部の市場関係者からは、本日は正午過ぎに通信社が関係者筋からの情報として、日銀が市場との対話を調整する意向と報じたことで一時米ドル高円安となったものの上値は重く、現在、双方とも安値近辺での揉み合いとなっている。

この後の時間については、12月米NY連銀製造業景気指数(予想:18.7 前回:19.4)や11月米鉱工業生産(予想:前月比+0.3% 前回:前月比+0.9%)などの発表が控えている。

ただ、来週はクリスマス休暇に入る取引参加者も多くなるとみられ、上昇した場面では利益確定の取引が活発化することも考えられるため注意して取引したいといった声が聞かれている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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