日経ジャスダック平均は4日続伸、1990年8月1日以来、約27年ぶりの高値

日経ジャスダック平均株価は小幅に4日続伸した。終値は前日比4円10銭高の3888円58銭だった。1990年8月1日以来、約27年ぶりの高値を付けた。事業用地の取得を発表した明豊エンターや提携を発表したレカムなど個別の材料がある銘柄に買いが入った。
Ciメディカなど直近上場銘柄に資金流入が集中した面もあり、既上場銘柄の重荷になった。
株式市場では「18日に東証1部の大型株が上昇したなかで、換金売りが出た銘柄に買いが入った」との声もあった。
 
12月は新規上場ラッシュに沸いたが、年内最後の平日「大安」の日を過ぎてようやく一服した。市場では「この間に上場した各社は全て好スタート」とされ、上場当日に買えなかった投資家の物色意欲も強い。このため、市場関係者の間では今後も新株中心に底堅い動きを予想する声が多かった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で1210億円と6月28日以来、約6カ月ぶりの多さだった。売買高は2億1781万株だった。値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は362となった。
 
個別では、Ciメディカル、ガーラ、SEMITECがストップ高。ジェーシー・コムサ、ナガオカは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェクシード、ピクセルカンパニーズ、アエリアなどが高い。
 
半面、精養軒、ラクオリア創薬、SAMURAI&J PARTNERS、アイケイ、ヴィスコやラクオリア、カイカは下落した。

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