日経ジャスダック平均は6日続伸、27年5カ月ぶりの高値

日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比12円32銭高い3906円40銭だった。1990年7月20日以来およそ27年5カ月ぶりの高値となる。
 
外国為替市場での円安進行を受け、新興企業向け株式市場に上場する輸出関連銘柄に買いが入った。日経平均株価が一時100円超下げるなど東証1部の主力株が軟調に推移するなか、ヴィスコなど直近の新規株式公開(IPO)銘柄に個人投資家の資金が向かいやすかったのも新興株の追い風だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で1208億円、売買高は1億7622万株だった。
値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は331となった。
 
個別では、クレオがストップ高。シンクレイヤは一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、柿安本店、ACKグループ、マックスバリュ九州、ハピネス・アンド・ディなど26銘柄は年初来高値を更新。
テセック、ウルトラファブリックス・ホールディングス、日本電計、GFA、ナ・デックスが買われた。
 
一方、ドーン、ソフトフロントホールディングス、ウェッジホールディングス、ブロッコリー、カルナバイオサイエンスなど9銘柄が年初来安値を更新。太洋物産、大木ヘルスケアホールディングス、オールアバウト、ガーラ、ジョルダンは値下がり率上位に売られた。

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