21日の東京株式市場は模様眺めムードのなか、日経平均は売り先行で終始上値の重い展開となり、大引けも小幅ながら安く引けた。
前場に大きめの下げはあったものの、日銀金融政策は大方の予想通り現状維持で、マーケットも落ち着いた動きとなった。
25日線が支持線として機能する格好から下げ渋りをみせている。日銀の金融政策決定会合を受けて後場には一時上昇に転じる場面もみられたが、結局は5日線処でのこう着が続いた。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
23505.30 ボリンジャー:+2σ(26週)
23262.99 ボリンジャー:+3σ(25日)
23052.36 ボリンジャー:+2σ(25日)
22898.55 ボリンジャー:+1σ(13週)
22866.10 ★日経平均株価21日終値
22841.73 ボリンジャー:+1σ(25日)
22795.88 6日移動平均線
22736.33 均衡表転換線(日足)
22631.10 25日移動平均線
22498.33 均衡表転換線(週足)
22483.34 均衡表基準線(日足)
22420.47 ボリンジャー:-1σ(25日)
22358.04 均衡表雲上限(日足)
22229.66 ボリンジャー:+1σ(26週)
22209.84 ボリンジャー:-2σ(25日)
22177.04 新値三本足陰転値
22068.14 13週移動平均線
日経平均の年内2万3000円は遠のいたが、下は下げても25日線(22631円、21日時点)までと考える。この辺りまでいったん調整して、テクニカル的な反発により年末となる来週後半に株高となり、「掉尾の一振」となりそうなイメージ。
【市況】東証主体別売買動向・12月第2週
東京証券取引所が21日発表した12月第2週(12月11~15日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が122億1877万円と5週連続の売り越しとなった。前週は2168億2056万円の売り越しだった。個人投資家は826億4206万円と4週連続の売り越し。信託銀行は991億8425万円と2週連続の買い越し。事業法人は405億5533万円と5週連続の買い越しとなった。
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