今年も残すところあと1週。

今週は、堅調な展開となった。
日経平均は週初から300円超の大幅上昇となった。
2万3000円を前に上値が抑えられ、その後、米国株も利益確定売りに押されたことから伸び悩んだ。日銀金融政策決定会合では、大方の予想通り金融政策の現状維持が決定され、マーケットへの影響は限定的。
日経平均は3週ぶりの反発となって週足終値ベースの年初来高値を更新。
日経平均は週間では約349円の上昇、週足では3週ぶりに陽線を形成した。
 
今年も残すところあと1週。
来週は、内外ともに目立ったイベントはなく、クリスマス休暇、年末接近ということでビッグプレーヤー(主に外国人投資家)不在となる。
年内最終週で市場参加者は減少すると想定される。
米国株が堅調となれば連れ高が期待でき、仮に軟調となっても、今年はここまで非常に強い動きが続いており、押し目では買いが入ると考える。
米国株も、税制改革法案の進展で先の企業業績への期待が高まりやすいタイミングで、大きく崩れることはないと予想する。
国内はIPOが3社予定されており、小売の3Q決算など業績発表もいくつか出てくることから、個別物色は引き続き活況が見込まれる。悪材料に対する耐性もついていることから、総じて売り圧力は限定的で、年末まで底堅い地合いが続くと予想する。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
23737.29  ボリンジャー:+2σ(13週)
23510.98  ボリンジャー:+2σ(26週)
23280.26  ボリンジャー:+3σ(25日)
23071.23  ボリンジャー:+2σ(25日)
22904.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
22902.76  ★日経平均株価22日終値
 
22862.20  ボリンジャー:+1σ(25日)
22830.60  6日移動平均線
22736.33  均衡表転換線(日足)
22653.17  25日移動平均線
22498.33  均衡表転換線(週足)
22483.34  均衡表基準線(日足)
22444.13  ボリンジャー:-1σ(25日)
22381.19  均衡表雲上限(日足)
22235.10  ボリンジャー:-2σ(25日)
22233.20  ボリンジャー:+1σ(26週)
22177.04  新値三本足陰転値
22070.96  13週移動平均線
22026.07  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
5日線を挟んでの狭いレンジ取引が続いており、辛うじて5日線を上回って取引を終えている。現在のトレンドに大きな変化はないが、ボリンジャーバンドでは+1σに沿ったトレンドが継続しており、煮詰まり感が台頭している。一目均衡表では転換線を支持線としたこう着が続き、遅行スパンは上方シグナルを継続させている。
足元はこう着を想定するものの、トレンドが出るとすれば、もち合いレンジを上放れる格好だろう。
 
 
 

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