[概況]
欧州株式市場は軟調で、米国債利回りの低下にドルは欧州市場序盤まで下げ続けたあと揉み合いとなり、NY市場で発表された新規失業保険申請件数の予想を下回る減少や9月生産者物価指数のコア指数の予想を上回る結果に買い戻されて、NY市場序盤に欧米市場高値112.460円まで上昇した。
しかし112円台半ばを越えられず、揉み合いのあと終盤には当日安値112.125円まで値下がりした。
しかし112円を割れる動きとはならず、最後は前日比-20.5銭の112.305円と揉み合いの範囲で引けた。
またポンドは英国のEU離脱交渉を巡って行き詰まりとの見方に欧州市場中盤に当日安値147.28円まで下げたあと、解決策の提案に今度は当日高値149.16円まで、2円近く反発するなど乱高下し、最後は+7銭高と小幅上昇で引けた。ドルは上値が重いが112円台を維持しており、揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
