日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比23円52銭高い3666円33銭と年初来高値を更新し、1990年8月6日以来およそ27年2カ月ぶりの高水準を付けた。
北朝鮮情勢が緊迫する可能性が改めて意識され、重松製など防衛関連銘柄が上げた。電気自動車(EV)関連銘柄には引き続き投資家の関心が高く、田中化研が買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で715億円、売買高は1億88万株だった。値上がり銘柄数は381、値下がり銘柄数は285となった。
個別では、アール・エス・シー、妙徳がストップ高。田中精密工業、重松製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、第一建設工業、大成温調、プラマテルズ、銚子丸など35銘柄は年初来高値を更新。ハウスコム、ピクセルカンパニーズ、ケル、Nuts、昭和真空が買われた。
一方、ドーン、ストライダーズが年初来安値を更新。GFA、バッファロー、カーメイト、五洋インテックス、桂川電機が売られた。
