日経ジャスダック平均は4日続伸、好業績銘柄の売買が膨らんだ

日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比10円38銭高い3713円03銭。連日で年初来高値を更新し、1990年8月3日以来ほぼ27年3カ月ぶりの高値を付けた。
 
円高・ドル安進行による大型株の弱含みを受け、業績が為替変動の影響を受けにくい内需関連の新興銘柄に買いが入った。良好な決算を発表した好業績銘柄の売買が膨らんだ。もっとも上値では高値警戒感から利益確定売りも出て、前日比で下げに転じる場面もあった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で635億円、売買高は9650万株だった。
値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は275となった。
 
個別では、27日に18年3月期の純利益予想を引き上げた日ダイナミクにも買いが集まった。テックファームホールディングス、SAMURAI&J PARTNERS、前田製作所、セフテックがストップ高。
生産性向上による費用減で2018年3月期の純利益見通しを上方修正したワットマンは一時ストップ高と値を飛ばした。
大成温調、ヒップ、柿安本店、クエストなど40銘柄は年初来高値を更新。
不二精機、東京日産コンピュータシステム、ソノコム、こころネット、リバーエレテックが買われた。
 
一方、ヒーハイスト精工がストップ安。日本エマージェンシーアシスタンスは年初来安値を更新。五洋インテックス、プロトコーポレーション、トーイン、メディシノバ・インク、ANAPが売られた。

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